マルハチの契約栽培には50年もの歴史があります。
長年作り続けられてきた伝統野菜への作り手の想いを受け継ぎ、
マルハチの栽培指導員と農家の方々が手を取り合い、
協力し合って手間を惜しまず野菜づくりを行います。
契約栽培をすることで農家の方々が喜んで栽培に専念でき、
安心・安全で高品質の野菜づくりにつながると考えるからこその取り組みです。
おいしい漬物はおいしい野菜から。
手間ひまをかけて大切に育てられたおいしい野菜が
マルハチの漬物のおいしさとなるのです。
マルハチは50年前から信頼できる農家と漬物用の野菜を作る「契約栽培制度」を実施してきました。
現在、契約農家は山形県庄内地方だけで300軒を超え、全国にも広がっています。
マルハチの栽培指導員は農家一軒一軒を訪ね、その年の気候に合わせた栽培スケジュールや肥料・農薬管理などの提案をしたり、農家の方々と新しい栽培方法の試験を行います。
今よりもっともっとおいしい野菜を育てるための苦労は惜しみません。
入荷した野菜はひとつひとつチェックを行います。鮮度、規格、さらには生野菜のまま味見まで。
漬物のおいしさには素材のおいしさが大きく影響するため、野菜選びにもこだわります。
形や大きさ、色つや、皮のかたさ、果肉の緻密さ、食感、甘みなどの観点から茄子の品種を選抜。品種ごとに開発した製造法で「若もぎ小茄子」「大長茄子漬」「りんご茄子」など多彩な茄子漬を生み出しました。
品種に合った茄子漬をつくるマルハチは「茄子漬のプロ」と呼ばれています。
野菜づくりに欠かせない山形県庄内地方の契約農家の皆さんを年に1度お招きし「マルハチ生産者大会」を開催しています。あつみかぶや青菜(せいさい)、唐辛子など栽培品目ごとに優秀な成績をおさめた農家さんを表彰します。また、その後に懇親会が行われ、マルハチ役員、栽培指導員、営業、研究室スタッフが農家の皆さんの貴重なお話を伺いながら親睦を深めています。